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山口 徹治; 中山 真一
放射性廃棄物研究, 3(1), p.49 - 61, 1996/08
炭酸イオン共存系におけるAm(III)の熱力学データを報告した5ヶ国の6研究機関による7件の研究報告をレビューし、データの妥当性を検討した。Am(III)の1炭酸錯体、AmCoについては複数の研究グループの見解がかなりよく一致している。しかし高次の錯体については炭酸錯体だけが生成するとする説と、炭酸錯体とヒドロオキシ炭酸錯体の両方が生成するとする説の2つが存在する。それぞれの原著をレビューしてこの相違の原因を検討した結果、後者の説のように炭酸錯体のみでなく、ヒドロオキシ炭酸錯体も生成することがわかった。炭酸錯体とヒドロオキシ炭酸錯体の両方の存在を仮定して、例示的にスペシエーションを行った。
山口 徹治; 坂本 義昭; 大貫 敏彦
Radiochimica Acta, 66-67, p.9 - 14, 1994/00
プルトニウム(IV)の溶解度を炭酸イオンが共存する条件で測定した。COが支配的な条件(pH12及び13)では溶解度は炭酸イオン濃度の二乗に比例しており、HCOが支配的なpH領域では溶解度は重炭酸イオン濃度の二乗に比例しており、これを説明できる反応として3種類が考えられたが、Pu(OH)CO(am)の沈殿や、炭酸錯体Pu(CO)は従来言われているよりも不安定であると考えられる。